はい。見ました。twitterがめちゃめちゃ荒れていましたね?僕も荒れていました。
はっきり言ってNHKは発達障害者を根絶やしにする気なのか?とまで思いました。
今回はコレに関して適当に書き連ねていきます。
何が良くなかったのか
出てきた当事者が異常感覚に苦しみつつもある程度特性、尖った能力を持っている、社会に居場所を提供して貰いやすいタイプが大半であったことは非常に残念でした。これでは異常感覚等はないもののコミュニケーション等に見えづらい苦しみを抱えるタイプの人や、症状は平均的だが逆に尖った能力がないタイプへの理解を得ることは難しいように感じました。
特に異常感覚という配慮・支援に限界があるタイプを全面に出したことに寄って発達障害者に対してできる支援はない、見て見ぬふりをすべきである。と健常者の皆さんに思わせてしまったのは大きな損失だったのではないでしょうか。
対になるように異常感覚等はないもののコミュニケーション等に見えづらい苦しみを抱えるタイプの人や、症状は平均的だが逆に尖った能力がないタイプの当事者を取り上げ、彼らが社会と自己にどのようなギャップを抱いているのか、それを埋めるためにどういった努力をしているのか、すべきなのかを番組内で伝えるべきだったと思います。その上で更に社会として、それらのギャップを埋めるためにどういったところまで支援の手を伸ばせるのか、どうすれば努力を支えることができるのかを現実的な観点から行政や企業の担当者が議論するパートがあれば、より実のある番組になったのではないでしょうか。
そうすれば各人の症状が大きく分散していること、そして出来る限り各人に応じて支援のモデルケースを臨機応変に変えていくべきであることが少なからず健常者の皆さんに理解していただけたのではないかと思います。
結局のところ発達障害がスペクトラム的な概念であることを取材スタッフ、そして出てきた当事者自身が理解出来ていなかったという一言に全てが尽きると思います。
企画の理念自体には賛同しますがこれでは発達障害者も健常者も双方ともに理解が深まらず結果的に深い溝ができてしまいかねません。番組スタッフ、出てきた当事者共々深い反省を求めます。
他に気に入らなかったこと
twitterの発達障害のみんな~~~~~~~!!!!!健常者というか社会全体に無茶振りすんのマジでやめろ~~~!!!!!はっきり言ってお前らガイジ過ぎてどうしようもねえぞ~~~~!!!!
要求は相手の立場の立って、どういうレベルならやってもらえそうなのか考えてからやりましょう、ギブ・アンド・テイクという言葉を忘れないでくれ。そうじゃないと発達障害全般が社会に無茶振りするガイジ共といった感じで健常者の皆様に捉えられてしまい比較的やっていけそうな当事者まで巻き込まれて死にかねないんですよ。頼むから社会に物申すのだけは辞めてくれ、傷の舐め合いとライフハック情報の発信だけしててください、お願いします。
最後に
なんだか偉そうに言いましたが僕は中卒無職なので物申しながらもやっていく気持ちがある皆さんのほうが偉いと思います、頑張ってください。