中卒無職日記

中卒無職が気分次第で適当に書き連ねた残骸を投棄するための場所です。

発達障害者が国際基督教大学に入学した結果www

はい。

お久しぶりです。一年ほど更新をサボってしまい大変申し訳ありませんでした。

国際基督教大学に合格しました。 - 中卒無職日記

最後の記事でもお伝えしたように、昨年国際基督教大学に合格し、先日ようやく1年次を終えたところでして、ようやく一息ついた形です。

そういうわけで今回の記事ではタイトルにもあるようにこの一年を振り返ってみます。

そもそも国際基督教大学ってなに

wikiと公式サイト読め

国際基督教大学 - Wikipedia

国際基督教大学(ICU)

 一年次なにしてんの

大多数の日本人学生はこういう概念をやっています。

リベラルアーツ英語プログラム|国際基督教大学(ICU)

留学生や帰国生の一部はこういうのをやっている。

日本語教育プログラム|国際基督教大学(ICU)

以前ツイで見かけた奴ですがこれは比較的良くまとまっていましたね。

バカ山交流会まとめ - ところが君は笑った、

なんかセクションとかストリームとか様々な独自用語があったり、他大と比較すると変則的な部分が多く、一から説明するのがめんどいし、書いたら書いたで文章が野暮ったくなるので、上記とかインターネットを活用してなんとかしてください。

無職ちゃんと勉強してたん?

してないです、はんなりしてました。

というのは嘘で比較的真面目に学生をしていました。特に自分は入学時点で五年近くのブランクがあったこと、高校を3日で中退していた前科があったことなどを踏まえて、1年次は如何に中退を防ぐかを学習の最大の目標とした上で以下の3点を意識して学生をするつもりでいました。

①ELAに集中し落単・再履を回避する。成績に関しては気にしない

②履修を三、四年次に影響が出ない程度に最大限削り、生活に余裕を持たせ、メンタル維持を最優先にする

③支援制度を最大限活用する、俺は障害者

結果として

①:取り越し苦労、なんだかんだ話せない部分を差っ引いてもそれなりにELAで成績を取れることを証明できた。通期はAだったが最後の最後でBが2個付いたのは悲しかった。全部A-以上だったら話せない人間でもELAでAを取れる方法!などとぶち上げる気だったのにおじゃんになってしまったので余計悲しかったです。

②:メンタルがぶっ壊れなかったのでこれは一定程度達成できた、一方で授業を削りすぎた感じもあり、今後二年が怖い。今後はELAがなくなった中でどういった形で自分の勉強と大学の勉強を動機がない中で両立していくかが課題。

③:そもそもわかりやすく配慮を得るべきと思えるシーンがなかった上(場面緘黙等がディスカッションやプレゼン中に頻発していたが英語力の問題もあって純粋な障害由来の問題と言い切れなかったため)、そういったグレーゾーンの判断に関して僕自身で決定せざるを得ず、配慮依頼を出しただけで基本的には都度ネゴシエーションする形だった。(プレゼン時の緘黙を防ぐためスクリプト持参を許可してもらうことくらいしか交渉できなかった) 最大限活用できていたかは微妙。

という感じで学習面においての目標は大まかに達成できたものの、ところどころ課題を残したというのが正当な評価だと思います。

良かったこと

●なんだかんだ五年無職をしていても文系であれば大学生がそれなりにできることがわかった

流石に5年はやべえかなと思ったら別についていけないことはなかった。寧ろ数字的には優秀として出たのは驚いたというのが正直なところ。

●自分のできる範囲で社会をやることができていた

人間関係を築くのがバチクソ苦手な割には大学で最低限の人脈を築けたのは良かったと思う。今後も会などを主催していきたい。

●環境を整えれば一人で暮らせることがわかった

親の金を湯水のように使えば生活できることがわかって良かった。一瞬で敗走することも考えていたけどよく考えたらこの三年くらいは外泊でフラフラしていることも多かったので杞憂だった。

●労働ができることがわかった

ガバガバ派遣労働ですが労働ができることがわかって良かった。

●大学生という身分が得られて良かった

学割がアドだし書籍論文読み放題サービスが利用できるので良かった。

大学のアドはこれだけです

 

悪かったこと

 

●大学の人間関係が狭すぎる、ここはムラか?

村なので嫌でも人間の話が耳に入ってきます。正直ゴミです。ていうか何で他のセクションの人間のほうが僕よりセクションの人間のことを知っていたんでしょうか?不思議な経験でした。何より一回ヘマをすると大きな大学と異なって、完全に遮断して人脈フリーライドをすることができないので変な緊張感があります。人の色恋沙汰の話をやめて本質の話をしてほしい。というか陰湿すぎるだろ。

●多様と言いながら多様ではない

俺は高校を中退しているし五年無職をしている。更には発達障害持ちだ。俺が多様性の多様性担当なんだ、お前らの多様性がなんだ、ただの海外かぶれじゃないかくらいの強烈な自負を抱えて生きているのでまったく多様性を肌で感じられていません。というかものすごく日本人的で均質化された空間だと思っています。日本人が考えた日本人による日本人のためのグローバルな人間、みたいな価値観に沿った人間がたくさんいるだけ…というか。なんならこれまで属してきたコミュニティーのほうがたくさん異常者がいて多様だった気もしますが(ベンチャーの社長とかできるプログラマーとか明らかな異常者などがいた)、これは視点と粒度の問題なので単純に相性が悪いだけなのかもしれません。ただicuの多様性とその外側の多様性は全く違うにも関わらずicuの多様性が正しい、社会もそうあるべきと信じる人が多い点は間違いなく問題があると思います。とにかく生きづらいことだけは確かです。

●自分にとって面白い人間がいない

だいたい上記と一緒です。既存の人脈が先細ってきているので新しい関係性を構築していきたいのですがまだまだ足りないというのが正直なところです。というか、いそうなところにリーチできてないのが最大の問題かもしれない。我こそはと思う常識のある異常者さんはお声掛けください。

 

そんな感じでした。

そんな感じです。要は大学との相性がバチクソ悪いけどなんとかやってるということです。GPAも悪くないしそれなりに自由が効くので、今年度は様々なオプションを検討しつつ、大学の学業にプラスαで学外の活動なり自分の勉強なりを、学術的好奇心や動機に乏しい中でうまく両立させていくのが目標になっていくと思います。まあなるようになると思いつつやっていきます。終わりです。クソ記事を読んでいただきありがとうございました。