中卒無職日記

中卒無職が気分次第で適当に書き連ねた残骸を投棄するための場所です。

発達障害者と公的支援 〜福祉編〜

 

はい

イエッタイガーファイボワイパー、どうもこんにちは中卒無職です。

ツイッターをやめて以来閲覧数が数が右肩下がりです。皆さんの拡散に全てがかかってます。よろしくお願いします。

さて今日は発達障害者に対する、医療費の減免などの福祉面における公的支援の現状と改善点について実体験も交えつらつら書いていきたいと思います。読者諸兄に置かれましては最後までご覧いただければ幸いです。

 

 

現状の公的支援〜福祉編〜

まずは現行の主だった公的支援を見ていきましょう。

当事者のみなさんが、発達障害者に対する公的支援と聞いて真っ先に思い浮かぶのは精神障害者保健福祉手帳ではないかと思います。

僕も持っています。二級です。色々便利ですよね。これを手に入れるだけて減税措置から施設利用費の減免まで様々な支援を受けることができます。一方ネックとして自治体毎に受けられる支援が大きく異なること、取得までの時間がかかりすぎることなどが挙げられます。特に前者に関しては自治体の規模に応じた格差が顕著に見られます。例えば僕は宇都宮に在住していますが、この県では交通費助成の一貫として年あたり一万円分のバスカードが支給されています。しかし都内に在住していた場合、なんと申請することによって都営バス、及び都営鉄道を全て利用することができるのです。このような事例は社会保障の構造上、致し方ないもののどこか釈然としないものを感じます。

精神障害者保健福祉手帳を取得している皆さんの中には自立支援法に基づく医療費の減免及び障害者年金の受給を考えている方もいらっしゃると思います。前者は障害者手帳と同時に申請してしまえば手続きも簡単ですし、薬価の高いステラトラやコンサータをお飲みの方には必須の支援かと思います。ネックとしては予め申請した病院と薬局でしか減免を受けられないことでしょうか?それほど大きな問題ではないと思いますが、医師との間で問題を抱えてしまいかかりつけを変更したい際などにおいて、手続きが煩雑になる可能性があります。また、後者の障害者年金の受給はなかなかハードルが高い印象があります。手続きが煩雑なだけでなく受給するための条件がかなり厳しいからです。とは言え受給できれば生活が安定することは間違いありませんし、窮乏している場合は躊躇なく申請してみるべきでしょう。

 

 問題は内容ではなく利便性

とりあえず雑な知識で雑に並べてみましたがどの支援制度も総じてある程度のクオリティが保たれているように感じます。一方で活用に一定の知識が必要であること、申請が煩雑であり支援の開始までに時間がかかってしまうこと、継続するための申請が適宜必要にも関わらず行政からの通知がないために支援の切れ目が発生しやすいことが問題として挙げられます。特に最後に関しては自己管理が不得手な発達障害者にとって非常に大きな問題です。無自覚的に支援の切れ間を発生させてしまい窮乏に陥る可能性があるからです。実際、僕も一度やらかしました。自立支援の申請が一年周期であることを忘れ一時的に支援が切れてしまったのです。幸いにも猶予期間中に再度申請することができたため、診断書の提出などを求められることもなく、すぐに支援を再開することができ、切れていた期間の医療費も後に返還していただくことができました。しかし、一時的に出費が増えたことにより一定期間行動に制約が発生してしまいましたし、また薬局と病院の方々にも都度ご迷惑をかけてしまいました。おそらく行政側としてはコストカットのために通知を適宜送ることを避けているのでしょうが、これでは結果的に窓口の人間の仕事量が増え、より多くのコストがかかってしまうと思います。以上のような事態を避け、行政がより円滑な支援サービスを提供するためには、手紙による通知、あるいはマイナンバーを利用した行政支援確認サービスの整備が強く求められていると思います。

 

まとめ

はい、雑です。雑すぎる、なんだこれは。せっかく書いたので上げてみましたがま〜あ雑ですね。信じられん。

ちなみに僕は発達障害者手帳を作ろう!といった発達障害者(笑)だけに特化した制度の創設には反対です。新たな制度を創設、維持するコストと我々が得ることができるメリットが見合わない上、福祉的な部分は現行の制度でも十分にカバーできると思うからです。

我々が本当に必要としている支援は福祉的な部分を逸脱した、日常生活における周囲のサポートや労働支援などの政府が中心となって行うことが難しい分野に集中していると思います。それを無視して、こういった福祉面での支援の拡大を声高に叫ぶことは発達障害者全体にとってデメリットしかないはずです。安易にこういった主張を叫ぶ当事者には、深い反省を求めたいと思います。

次は上の内容を掘り進めて我々がどういった主張をしていくべきか、我々と社会の間の適切な落としどころはどこなのかを考えていきたいと思います。よろしくお願いします。